パンフレットやモデルハウスにはごまかされない!『自分ブランド』の構築のためにオリジナルのこだわりを手に入れる!
オプションVS広さ
建物を予定額の総予算範囲内でやりくりする場合、仕様に重点を置いて予算が増えれば、その分広さ(坪数)を削って本体価格を抑えなければなりません。
もちろんどれもつけたい気持ちは誰にでもありますが、私が皆さんにお伝えしているのは、予算決めの中でのやりくりです。
上限はどんどん破られていきますので、最初から予算で建てられる広さを坪単価で割って、目一杯広い建築面積をだしてイメージしておくのは避けたいところ。
まず大切なのは、間取りのプランや、建物の大きさばかりに思考が集中しそうですが、それでは『あきらめ』にも似たしこりが残ってしまうこともあるのです。
まずは必須事項の『こだわりたい優先順位をリストにまとめてみること』から始めてください。
家づくりの優先順位の書き出す作業で総予算の変化が読み解ける
納得しながら進めていくため、まず最初にお勧めしているのが、家づくりの優先順位の書き出すことで装具予算がどのように変化してくるかが良く見えてきます。
これを採用するなら多少の坪数の減少は致し方ないなとか、多少高くても予算を追加して入れるだけの価値がある、など『消費者サイドが選択肢の引き出しをたくさん集めて、最終的にこれを採用することにした』という導きと答えこそが一番納得できる家づくりだと私は思います。
建築業者のお決まり文句「基本的にはこの標準の中から選んでください」
なんてもうナンセンス。
建築業者自体がお客さんに好み生活感重要視している所をすべてヒアリングで聞き、プレゼンを繰り返しながら本音でぶつかり合うべきだと考えます。
どこかに妥協があるとそれは『自分ブランド』とは言えません。
最近人気の鉄骨階段。
カラーリングの違いでこれだけの差がでます。
あなたはどちらが好みですか?
知識が無い分、消費者側は何でも聞いて、何でも見積もって、気になるサンプルは全て取り寄せてもらうべき。
家なんて建てたこともない上に知識もない。
でも。やりたい音はある程度明確ですよね。
ですから、
『選択肢の中から熟慮して決められたね!!」イコール『満足』なのであると思います。
例えばリビングの広さとキッチンのグレードアップを比べた時、広さより断熱性能を上げるお金に回したい時、それぞれを比べていきながらどこが1番こだわりたいかを明確に出しながら建物に回せる費用の広さを出していきましょう。