先日3月19日に、羽生市民プラザにて、【後悔しない注文住宅 家づくり交流勉強会】を開催させていただきました。

前回の業界の裏側に切り込んだ内容とは打って変わり、女性ならではの住み心地が良く使いやすい、そして「センスいいね!」と言われるような、具体的なアドバイスを実例写真をたくさんご用意し、分かりやすく矢印のポイントマークや着目点を赤線で書き加えてお見せしたので、皆さんどれも「なるほど!こんな風にできるんだ」「比較するとこんなに違うんだ」と驚きや共感のお声が自然と漏れてきました。

今まで私が携わらせていただいたお宅の現場写真からの抜粋は一苦労。実に3000枚以上の写真の中から選びぬいての実例でしたが、2時間ではとても伝えきれない事ばかりでしたので、もっと皆さんに伝えたいという思いが更にわきました。

今回のセミナーのカテゴリは大きく分けて4つ。
・キッチン
・収納
・配線・照明
・外観デザイン

子育て世代の主婦が特に重点をおくポイントに的を絞ってお話ししました。

キッチン

毎日汚れて片付かないところだけに、主婦の方には一番の関心事の様子でした。

通常、標準とされるキッチンにもオプション費用をかけずに自分の好みを選択できる部分を細かくご説明すると、標準キッチンだとしても、変更可能部位だけでなく、仕上げ方もカラーリングに関してもですが、変えられないものだと思い込んでいた部分が意外に多いです。個人個人好みも使い勝手は違えど、選択肢はたくさん隠れているのです。
グレードの高いキッチンに憧れは誰にでもありますが、差額オプション費をかけずとも好みを追求するのが私スタイル。


1枚目が一般的なキッチンですが、2枚目、こちらのお宅ではキッチン変更のみにはオプション差額げ多少かかりました。しかし、アイランドキッチンにするほどのプラス費用はかけられないなら、ということで、キッチンパネルも素材を変え、防水クロスにして、色.柄を楽しむテクニックや造作ニッチに調味料をしまえるなど、様々なアイディアを使いました。
2.3枚目に注目。コンセントがキッチン上にある、これが一つあるだけでポットだけでなく、フードミキサーや電動泡立て器なども使いやすい。
こんな小さな配線にも快適な生活を支えることができるのです。

こういった主婦の生の声が聞こえてくる機会に、私自身も改めて大変勉強になる部分が多くありました。
これからも活動を通して、より消費者が望んでいる家づくりに寄り添っていきたいと思います。