兼ねてより東武ニューハウスさんでお土地からご契約いただいた白岡市のお客様の現場は我が家の近くの羽生市にあります。

基礎工事と土台敷きが終わり、いよいよ11月1日に上棟を迎えます!
毎週打ち合わせを重ね、今月7日に地鎮祭を行った現場がいよいよ上棟を迎えるのはとても嬉しいことです。
今回の私のプランニングは外壁も屋根も全てガルバニウム鋼板。
外壁をサイディングから、屋根をコロニアルからガルバにオプション変更した訳、それは将来的なメンテナンスを大幅に減らすためです。
通常、どのお宅も15年から20年位で外壁の目地の打ち替えや屋根の葺き替えなど、相当なメンテナンス費用がかかります。
例えば我が家でも、外壁は塗り壁、屋根は素焼き瓦ですから、いずれは塗り替えなども考慮に入れています。
物はどうしても経年劣化で痛むわけですから確かにいた仕方ありません。
でも、できれば住宅ローンが終わらないうちの数百万のメンテ費用はあまりかけたくないもの。
そんなお客様の強いご希望を受けて考えたのが総ガルバの家づくりでした。
ガルバニウム鋼板は金属外壁ですので素材感こそ好みがはっきりと別れます。
しかし素材としてはかなりの優れもの。
外壁、屋根素材の中では重さも軽くお家に負担がかからず、汚れにくく、腐食もしない、施工も目地がない釘の打ち方ですので格段にメンテナンスにメリットがある素材なのです。

今回施工をお願いしている東武ニューハウスさんは木造軸組施工です。
断熱性、気密性を更に強化するため、できるだけ快適なお家にカスタマイズするべく、気密断熱性能の大切さをお客様に詳しくご説明し、窓もリクシルのサーモスにアルゴンガスとLOW-E2加工をプラス。
更に断熱材はウレタン吹き付けにオプション変更して頂いて建てるお家です。
オプションとなると、初期投資が大きいのでは?
そう思われる方もいらっしゃいますよね。
しかし、結論から言うと、初期投資は想像されるほど莫大ではありません。
将来外壁や屋根にかかるメンテナンス費用に比べると、多くは数分の一以下となるでしょう。
更に窓周りが寒い、結露する、あるいは凍ると言う事態になった際、インプラスなどの施工をしようとなると屋根、外壁に加えてもっと費用がかなりプラスされます。
やはり最初に長期的な将来プランをきちんと考えて選択しておくことがいかに大切かわかりますね。
どちらの建築会社さんも標準仕様の説明はしっかりとしてくださるかと思いますが、ご自身の理想には更なる選択肢が必要です。
たくさんの選択肢の中から選んだ結果であれば、後悔もしない家づくりができるというもの。
営業さんはなかなか話してくれないことが多いので、床材やキッチンなどの部材変更ばかりにとらわれず、建物自体の性能やランニングコストについてしっかり把握できるよう、いくらでどんなオプションが変更できるか、その結果でどの位得するかを必ず確かめてみてくださいね。