先週はお客様と共に住宅ローンを専門に扱うローンステーションへ借り換えの詳細説明と、審査手続きに行ってきました!写真掲載の際のコンプライアンス確認待ちで昨日OKをもらいましたので、ようやく投稿です。

銀行名も伏せないといけないらしいのですが、某地銀にはあらかじめ必要書類を確認してありました。

現銀行の支払い状況などが確認できる返済予定表はもちろん、口座からローンが毎回遅れずに引き落としできているかを確かめるための1年分の通帳引き落とし記録なども必要になります。
その他土地に関する謄本、公図(法務局で取得可能)や本人確認書類、印鑑証明、会社員の方であれば源泉徴収票なども含めて持参します。

最初は担当者にきちんとしたシュミレーションを出して頂き、お客様が納得できるプランであれば、書類にサインと捺印までして提出し、審査を待つのが一般的な流れとなりますが、ローンの借り換えは面倒なのか、また、いくらくらいかかるのか、それは手出しで現金で必要なのかなど、よく質問を受けますが、借り換え時には保証料、事務手数料、抵当権設定登記や抹消登記、印紙代などの費用が借入額によってかかります。

結論から言えば、借り換え金額に乗せられますから手出しは無くても可能です。

また時間や日数的な部分からすると、銀行にご本人様が行かないとならない最低回数は2回。

先に書いた書類を市役所や法務局に取りに行かねばならない時間も考慮して判断となりますが、書類さえ揃えば、

1回目は本申し込み、
2回目は銀行との金銭消費貸借契約(きんしょう と呼びます)
に行けばOK。

ただしお金が実行されれば元の銀行に解約手続きと返済を行わなければなりませんので、実質半日休暇を3回はとる形になりそうです。

銀行(もしくはローン担当)によっては、当日金消+当日実行できるところもありますので、事前に確認してみるとなお良いでしょう。

今回借り換え用と思われたきっかけは新車のご購入。
住宅ローンを現在のままの残存期間支払いで計算すると、月に浮く金額も少額に留まったのですが、実は過去に期間短縮のための繰り上げ返済をした事がわかりました。
その甲斐あってではありますが、今のままなら支払い終わりが63歳。
お客様の会社の定年は65歳ですから、定年前に払い終える点に着目し、期間を定年前まで再度延ばすことで今の支払いを安くするご提案となりました。

金利は半分以下になり、支払い期間を一年9ヶ月伸ばすことで月々の支払いが11,000円以上安くなる結果に。

そちらを購入予定のマイカーローン支払いに充てることとなりました。

車のローンが終わる頃にはまた余裕もでき始めますし、年収も上がることから、無理ないタイミングで改めて期間短縮の繰り上げ返済を行えると思います。
支払い期間が長くなることは、当然総支払い額が多くなることは否めません。

お客様によってお金の出入りケースは様々。

ベストが何かを探り、詳しく説明しながらご納得のプランがご提供できるように今後も皆さんのご相談に乗りたいと思います。