お客様が気に入って購入したミラーの設置位置と、お子様2人が一緒に使うお部屋の模様替えのご依頼で、お子様それぞれのスペースを確保するための配置プランニングのご提案に邪魔しました。

まずはミラー。
階段の踊り場につけたいと言うご要望でしたが、ラグジュアリーテイストで大きさがあるミラーのためと正面設置はあまりにもやりすぎ。
私のご提案はあえて『サイドに付けて大人っぽく』を意識した配置です。

重要なのは二階のお部屋から階段をおりてくるときに見える位置だけでなく、踊り場の照明との兼ね合いと、玄関から見えるちょうどいい高さ。
1センチ単位で丁寧に決めていきします。

玄関にお客様が入る位置、ヒールの高さも想定して目線を重視するのが私流。

女性が玄関から見える視界のイメージはその家の印象を決めますから、美しくなければなりません。

今回のご依頼はもう１つありました。
小さかったお二人のお嬢様も成長に伴いプライベート空間確保が必要になります。
しかし家具のサイズもバラバラで、見た目も美しく配置するにはどうしたら良いか悩んでいるとのこと。

今回はぐるりと壁伝いに置かれたタンス類やおもちゃ箱などの家具をどうするか？です。

まずはデッドスペースになっていた飾り棚の前に高さの合うピアノを移動。
背に隠れていた大きな壁を出現させ、そちらに下のお嬢様の家具を移動しました。
壁伝いに並んでいたタンス類向きを変えることもキーポイント。

ただ単にスペースを仕切るのではなくお子様の衣類の出し入れの向きを変えることでそれぞれの行動範囲を変えていきます。
そうすることでより広くお部屋を使えるようになります。

また、リビング続きのお部屋は来客者から見たときの印象も大切。
色がガチャガチャにならないように同系色はまとめて揃え、家具の側面にも注意するとgood です！

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